JOURNAL02:Pictures from Japan.


海外の人が撮る写真には、日本人が見ない日本が映し出されているように思います。海外から来た友達と日本
の街を歩いていると、なぜそこでというような場所で立ち止まってカメラを構えます。レンズの先にあるのは
普段私たちが気にも留めない光景。そんな光景を私は、その写真を通してはじめて「見る」ことができます。

今回はノルウェーにある出版レーベル「NSEW」を立ち上げたJessica Williamsが捉えた日本の街の光景をご紹
介したいと思います。彼女らしい独特な視点で捉えられた写真たちは「気づき」を与えてくれます。
























photo by Jessica Williams


彼女が撮った写真たちはどれも非常にリアルな街の場面。煌びやかなビルの上から見る光景と、地面に広がる
光景。普段見ているはずのお弁当も、ドラッグストアも、強風雨の次の日も、並んで歩く女子高校生たちも、
今まで見ていた光景と違ってみえます。感じ方は人それぞれだと思うのですが、客観的に自分の国を見ること
は重要なことだとこの写真をみて改めて感じました。彼女のウェブサイトにはここに載せきれなかった写真や
他の国々を撮った写真もあるので、比較してみるのも面白いと思います。






Jessica Williams
http://www.jessicawilliams.info



NSEW
http://forslagdesign.com/?mode=f3

「NSEW」の商品はこちら
http://forslagdesign.com/?mode=cate&cbid=1837360&csid=0